サッカー女子「WEリーグ」のノジマステラ神奈川相模原に所属するGK池尻凪沙さん(26)は、年々ひどくなる生理痛に悩まされている。「(痛くても)ただの生理痛でしょ?と周囲から返されてしまう。まだまだ理解されない部分はある」と、女性同士でも分かり合えないことがあると打ち明ける。

 学生時代は月経1日目、2日目は必ず痛み止めを飲むなど、できるだけの対策を取りながらやり過ごしてきた。「よく試合でユニホームに『(経血が)漏れてない?』と、チームメートと共に確認し合っていました。もし付いていたらにじんでしまうので恥ずかしくて…」

 大学卒業後、当時なでしこリーグ1部に所属していた、マイナビベガルタ仙台レディースに加入。2021年からはノジマステラに所属している。

 いまのトレーナーは男性陣ばかりだが「『きょうは生理痛つらい』などは、言えるには言える」という。だが「(痛み止めの)薬飲めば行けるっしょ、みたいな雰囲気はある。こっちは飲んでも無理なんだけど…」との思いも吐露する。

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