映画『スパイダーマン』シリーズの新スピンオフ『クレイヴン・ザ・ハンター(原題) / Kraven the Hunter』はR指定になると、米ソニー・ピクチャーズが現地時間24日、ラスベガスで開催中のシネマコン(映画興行主向けのコンベンション)で発表した。

 原作コミックにおけるクレイヴンことセルゲイ・クラヴィノフは、秘薬を用いて身体能力が強化された世界屈指のハンター。スパイダーマンを狩ることに執念を燃やしており、研ぎ澄まされた五感で彼を追い詰めた。実写映画では、マーベル映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のクイックシルバー役などで知られるアーロン・テイラー=ジョンソンが演じる。

 The Hollywood Reporter によると、主演のアーロンはシネマコンの会場に寄せたビデオメッセージで「映画がR指定になるって? もちろん、R指定さ」と明言。ソニーが展開する独自の『スパイダーマン』ユニバース(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース/SSU)で、初のR指定映画が誕生することになる。

 また、会場限定で公開されたフッテージ映像では、スパイダーマンの宿敵・ライノの登場が示唆されたという。ライノは、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン2』で一度実写化されており、犯罪者アレクセイ・シツェビッチがサイ型の大型アーマーを身にまとう形で登場した。

 監督は『マージン・コール』などのJ・C・チャンダー。主演のアーロンほか、アリアナ・デボーズ、フレッド・ヘッキンジャー、アレッサンドロ・ニヴォラ、クリストファー・アボット、ラッセル・クロウらが共演に名を連ねる。10月6日全米公開。

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