「もう、お試し期間というか、そういうのはもうないよな。いろいろと」

 暗に示しているのは「6番・右翼」の役割だ。だからこの日、4試合連続でそのポジションを任せた井上が2打席連続三振に倒れると、すぐにベンチに引っ込めた。今カード初戦の初回に2点適時打を放った後、11打席で8三振を喫する大ブレーキ。27日の巨人戦で3安打を放ち、この3連勝に貢献した点を評価して起用を続けたものの、今後は白紙。状態がいい選手を日替わりで使うと示唆した。

 「まだまだチームも落ち着かんしな。そら6番とかでもなあ。やっぱりまだ固定できないわ。5月に入ったらある程度、(固定を)やっていかなあかんと思うけどな。なかなか長続きせえへんもんな。だから、いい時に使わんと。徐々に代えていかなあかんわな。その辺はな」