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巨人の坂本勇人内野手(34)が3日、ヤクルト戦(東京D)に「3番・遊撃」で先発出場。4回の第2打席に中前打を放ち、史上初となる東京ドーム通算1000安打を記録した。6回の第3打席では中堅フェンス直撃の二塁打を放ち、張本勲にならぶ歴代7位の420二塁打を放った。

 4回に相手先発右腕・高梨の投じた2球目の外角低め直球を振り抜き中前に運び史上初の大台、東京ドーム通算1000安打に到達。「東京ドームで多くのファンの声援のおかげでここまで積み上げてくることができました。これからも一本一本積み重ねていけるように頑張ります」と語った。

 また一つ金字塔を打ち立てた34歳は、6回先頭の第3打席だった。相手2番手・小沢が投じた初球、甘めに入って来た121キロのスライダーを見逃さずジャストミート。打球はセンター方向にグングンと伸びフェンスに直撃。悠々と二塁に到達した。この一打で歴代7位の張本に並ぶ420二塁打。6位の王まであと2本となった。ミスターを超え、張本に並び、次は“世界の王”。坂本が打つたびに球界のレジェンドの名前が蘇る。

 【NPB通算二塁打10傑】

1位 立浪 和義(中日)  487

2位 福本  豊(阪急)  449

3位 山内 一弘(広島)  448

4位 金本 知憲(阪神)  440

5位 稲葉 篤紀(日本ハム)429

6位 王  貞治(巨人)  422

7位 坂本 勇人(巨人)  420

7位 張本  勲(ロッテ) 420

9位 長嶋 茂雄(巨人)  418

10位 松井稼頭央(西武)  411