中日・立浪監督ゲキ「置きにいくんだったら打たれてこい」 痛恨の逆転負け「反省して切り替えてやっていくしかないです」

最高のスタートを切った。2回に下位打線から上位へ面白いようにつながる。木下、涌井の適時打に続き大島、細川も連続適時打。1イニング6安打で一挙6得点。甲子園での1イニング6得点以上は2014年6月29日の初回に8得点して以来、9年ぶりだった。

だが、令和最大の得点劇の後に、悪夢のような展開が待っていた。ベンチは6回、5イニング4失点(自責3)の涌井に代えて砂田を投入。だが、先頭の木浪にストレートの四球を与える。3番手は勝野。1死を奪ったものの、2者連続で四球を出す。いてもたってもいられない立浪監督はベンチを飛び出した。

「置きにいくんだったら、打たれてこい」

マウンドの輪の中心に陣取り、右腕を強烈に鼓舞した。2死までこぎ着けたが大山に左前へ2点適時打を許し、涌井の白星は消えた。

その後は藤嶋、田島、祖父江が踏ん張る。打線は9回に木下が勝ち越しの中前適時打を放った。さあ、絶対クローザー・マルティネスの出番。通算100セーブを懸けたマウンドは残酷だった。

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