愛知県名古屋東署は4日、勤務先のチームで打撃フォームを破壊したとして、
器物損壊の疑いで同県名古屋市のプロ監督(53)を逮捕した。
試合に出場した選手のフォームから割れが見つかっており「長打を消したかった」と容疑を認めている。

逮捕容疑は、2022年から2023年までの間、指導する選手の打撃フォームを破壊し長打力を使えなくした疑い。

同球団によると、容疑者はOBで監督を努めていた。
1日午前に試合で長打を打った選手が打撃指導され、コーチに報告した。
コーチが容疑者を含む首脳陣に相談したところ、容疑者は「俺に任せろ」「中日を守りたい」などと言い、
同僚の制止を振り切って報告した選手を登録抹消したという。