アサリ激減の理由は「海がきれいになりすぎたから」窒素やリンの放流量緩和する実証実験進める

アサリの漁獲量が全国1位の愛知県。潮干狩りも多くの人で賑わいを見せています。しかし、
その漁獲量は年々減少しています。その理由は意外なものでした。

アサリの漁獲量は実は年々減少しているといいます。愛知県では、2011年の漁獲量は、
1万6703トンでしたが、2021年には、2364トンまで減少。

激減の理由は「海がきれいになりすぎ餌の植物プランクトンが減り過ぎた」
愛知県水産試験場によると、アサリが激減した理由は、「海がきれいになりすぎた」ことだといいます。

これまで、国や県などは、海をきれいにするため、海に流す排水の「窒素」や「リン」の量を規制してきました。
「三河湾に栄養素が非常に流れ込んできていたんですけども、それが近年非常に減少してきているということがわかっています。
なので、餌が減ってきて、アサリが痩せてきて、アサリの活力が減ってきて、それが資源減少に影響を与えているのではないかと考えています」
(愛知県水産試験場 主任研究員 日比野学さん)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0797033817a17badc2cc060fc4ca1c70cadeee26