【ローマAFP時事】イタリアのコンテ元首相が5日、中部マッサで選挙集会に参加した際、反ワクチン運動の活動家に暴行を受けた。

 コンテ氏が率いる左派政党「五つ星運動」がフェイスブックで明らかにした。ANSA通信によると、男がコンテ氏の顔を殴打した。

 男は、新型コロナウイルスの感染拡大時にコンテ氏が講じたロックダウン(都市封鎖)などの厳格な制限をとがめ、殴打に及んだ。コンテ氏は、2020年2月に北部でコロナの集団感染が発生した当時の首相だった。