外装は樹脂バンパーの大型化やアンダーガードの追加装着などを実施し、ヘビーデューティーな雰囲気をより高めながら、最低地上高もさらにアップ。アウトバックベースのウィルダネスでは、実に241mmものロードクリアランスを誇る。標準装着されるタイヤは「ヨコハマ・ジオランダーG015」とするなど、本格オフローダーとしての性能を向上させた。

スバルは、昭和の「レオーネ」時代から高めの車高と屈強なAWDシステムによる悪路走破性能を重視してきた歴史があり、乗用車をベースとしたクロスオーバー車づくりのパイオニアでもあったため、持ち前の得意分野を磨いた派生モデルといえる。ウィルダネスシリーズは、アメリカのスバルが日本の東京オートサロン出展車からアイデアを得て、独自の商品企画として生まれた。生産もアメリカで行われており、北米市場で一定の人気を博している。
https://www.webcg.net/articles/-/48220