「エアガンで撃たれ、フライパンで殴打された」被害の現役力士が実名証言! 兄弟子による「暴力事件」を相撲協会ナンバー2「元大関霧島」が協会ぐるみで隠蔽
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 5月14日に夏場所初日を控えた角界で、新たに衝撃のスキャンダルが発覚した。日本相撲協会ナンバー2の陸奥(みちのく)親方(元大関霧島)の部屋で、凄惨な暴力事件が起きていたのだ。
しかも、親方は協会とグルになってその事実を隠蔽(いんぺい)。被害力士が「週刊新潮」の取材に対して実名で明かした凄絶な暴行内容、そして陸奥親方が直撃取材に見せた反応とは――。

「霧の富士による暴力、暴言とイジメは自分が入門してすぐに始まりました。仕事でミスをするとすぐに“死ね”“殺すぞ”と言ってくる。そして、ことあるごとに拳や膝蹴りをお見舞いされる。休んでいる時にエアガンで撃たれたり、フライパンの裏でたたかれたことも」

 事ここに至り、さすがに安西は別の兄弟子と一緒に陸奥親方に相談したが、親方の反応は、“分かった、協会に言っておく”というものだった。

「その一方で、“暴力はダメだろう。なんでもっと早く言わなかったんだ”と、自分にも非があるような言われ方をしました。その数日後、おかみさんに呼ばれて、“協会からは、部屋の中の話し合いで解決しろ、とのことだった”と。
この時、“自分は一方的な被害者なのに……”と絶望したのをよく覚えています。また、おかみさんは“ヒデ(霧の富士)だって辞めたくないんだよ”と、お互いが悪いかのような話にもっていこうとしていました」

以下略