5月9日のプロ野球、巨人―DeNA戦。巨人はDeNA先発のトレバー・バウアーから、6回3本塁打を含む11安打の猛攻で7点を奪い、MLBサイ・ヤング賞の超大物右腕の攻略に成功した。バウワーは2度めの先発で初黒星を喫した。

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 これを受け、5月10日の「東スポWEB」は、「【巨人】あっさり攻略 バウアー獲得に動かなかったワケ『オスナと一緒』」の記事を掲載。巨人の外国人獲得の方針として「能力の前にまず性格や素行を重視する」「同じ理由で(現ソフトバンクの)オスナの時も獲得には動かなかった」という球団幹部のコメントを紹介している。

 2020年にサイ・ヤング賞を受賞したバウアーだが、超問題児としても知られている。

「バウアーは2021年5月、SNSを通じて知り合った女性を暴行したとして訴えられ、MLBから長期の出場停止処分を受けました。女性の訴えによると、セックスの際に首を絞められ失神、拳で頭を殴られるなど、かなりハードな暴行だったようです。結果的に不起訴になりましたが、ダーティーなイメージは拭えず、2023年1月にドジャースから解雇されたのです。

 それだけでなく、プロ入り直後から球団批判など問題発言は数知れず、自分の感情をコントロールできないトラブルメーカーというのが、大方のバウアーに対する見方です。

 現在、ソフトバンクで抑えとして活躍しているロベルト・オスナも、2018年に交際女性へのDVで逮捕、MLBから出場停止処分を受けています」(スポーツライター)