https://news.yahoo.co.jp/articles/6d90f20d1d3478edc3113c316c57d2793270fceb
荒れ球は健在だった。6回、ルメーヒューへの初球は、捕手もミットが届かない
あわや頭部死球かという内角高めの151キロ直球。
大リーグ公式サイトのボックススコア詳細の9分割イラストでも表示されないほどのボールだった。  

これに、敵地ヤンキースタジアムのファンは「オーッ」とどよめいた直後、大ブーイング。
後方に体を半回転させて避けたルメーヒューは、次に打席へ入りざま、マウンド上の藤浪をにらみ付けたが
藤浪は下を向いたままで、修羅場には至らなかった。  敵軍ヤンキースの地元中継局YESのフラハティ解説者は
「だから、フジナミは奪三振より四球が多い投手だと言っただろう! くそボールだ。よく避けたよ…」
と、怒りが収まらず、アスレチックスの地元局NBCスポーツ・カリフォルニアのドスコウ実況も
思わず「Look out(危ない)!」と叫んでいた。  

SNS上のヤンキースファンも「藤浪くらい球がどこにいくのか完全に分からない投手は見たことがない」
「単なるノーコンなのか、それとも故意だったのか…」「藤浪はこえーよ。
(人類最速170キロ左腕)チャップマンのパロディーだろう」などと怒りを吐き出した。