西武の山川穂高内野手が2日、埼玉県所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億4千万円増の2億7千万円でサインした。順調に行けば来季中に国内フリーエージェント(FA)権を取得する見込みで、球団から4年契約を提示されたが単年を選んだ。「来年は10年目の節目だし野球人生の全てをかけて臨む。自分にプレッシャーをかけ、血眼になってプレーしたい」と勇ましかった。

 今季は41本塁打、90打点で2冠王に輝いた。「来季はホームランを74本打ちたい」と語り、米大リーグでボンズ(ジャイアンツ)が2001年にマークしたシーズン最多記録を1本上回る数字を挙げた。(金額は推定