本州付近はあす15日(月)までしつこく雨が残り、雷雨となる所もありそうですが、この雨のあとは寒波ならぬ暖波が到来します。

この暖波の中心は18度以上で、平年より10度くらい高く、まさに真夏並みの暖気といえ、晴れれば地上付近で30度以上の真夏日が続出するのはもちろん、海風の届きにくい内陸では
35度くらいまで上がるようなポテンシャルを秘めています。特にこの暖気の中心が通過するとみられる東日本や東北南部にかけて、厳しい暑さが予想されます。

ウェザーマップによる最新の予報では、暑さがピークとなる18日(木)は関東甲信から東北南部にかけての内陸で33度くらいの計算が続出しており、特に福島や群馬県館林などで34度が予想されています。
気象条件によってはもう少し上がり、35度以上の猛暑日も考えられる状況で、猛暑日が出れば、もちろん今年全国で初めてとなります。

また東京都心でも30度が計算されており、今年これまでの最高気温27.9度を超え、今年初の真夏日となるかもしれません。今週は雨上がりに急激に暑さがやってきますので、気温の変化や熱中症にくれぐれも注意が必要です。

https://news.yahoo.co.jp/byline/sugieyuji/20230514-00349444