0001それでも動く名無し
2023/05/14(日) 21:22:38.56ID:4eA1ynjV0「もし恋柱・甘露寺蜜璃が来なければ、全ての家屋がまっさらにされていただろう。ストーリー上の必要性であえてこのように描かれたことを除けば、今回のエピソードの最も重要な点は、現在の一般鬼殺隊員の実力の低さが招いたことであり、玉壺自体が強すぎる点とも関係がある」
「霞柱・時透無一郎は早いうちから言及していたが、鬼殺隊のメンバーはずっと忙しく、任務に出て鬼を退治しなければならない。柱はさらに忙しいので、ずっと1カ所に長くいられるわけではないが、自分が守る勢力範囲があるに違いない。また、この世代の鬼殺隊は正直に言って炭治郎とその同期4人、そして柱以外は描写されておらず、実力が劣る者ばかりで、玉壺の召喚獣に勝てないのも無理はない」
「玉壺はこれでも上弦の伍だ。召喚獣はふざけたものではなく、下弦の鬼の実力に匹敵するとはいかないが弱くもない。しかも集団で突然襲撃したため、里の職人たちは耐えられなかった。
もちろんこれも当時の技術レベルが現代ほど高くないことと関係がある。玄弥の持つ銃が普及していたら、もっといい戦いができていただろう」
「最初に言及されていたが、刀鍛冶の里の最も重要な防衛手段は主に隠すこと。
柱が里に入るにも目隠しをし、鬼殺隊事後処理部隊『隠』(カクシ)によって次々とリレー方式で送ってもらわねばならず、最初はその方法で鬼の襲撃を避けようとした。
鬼側は100年を費やして日本中を探しまわり、ようやく見つけることができた。この点から、『隠』による工作がとても鮮やかなことが見て取れる」
「鬼殺隊もあらかじめ準備をしていたのだ。恋柱が駆けつけてきたのも早かった。彼女が守る勢力範囲に刀鍛冶の里があり、いち早く応援に駆けつけてくれたおかげで、大事に至らないうちに危機と災難を乗り越えることができたのは明らかだ」