日本ハム・栗山英樹監督(56)は、原氏を選手、指揮官として尊敬し、背中を追い続けてきた。
「原マニア」を自称する同監督が祝福のメッセージを寄せた。
出会いは衝撃だった。栗山監督が中3時、東海大相模高のセレクションを受験した時のこと。
高3だった原氏はすでに高校球界のスター。グラウンドで顔を合わせた瞬間からとりこになった。
「人のオーラが光として見えた感じがしたのは、最初で最後。
『セレクション生か? 頑張れよ!』という、その何とも言えない爽やかさ。
遠く離れた雲のようだったけど、いつかああいう人になりたいと思ってずっと過ごしてきた」

日本ハム監督就任1年目だった12年の日本シリーズで敵将として対戦した。敗れた後、グラウンドでハグされた。
「俺の人生の中ではすごく大きなこと。選手、チームのために、できることをやらないといけないと教わった。
それをやらなかった時に『ちゃんとやってんの?』と怒られそう。
だからおととし、日本一になって『ちょっとだけ監督らしくなったな。頑張った』とメールをもらって、うれしいよね」
これからも原氏の背中を追い続ける。
「真っすぐに生きている人だからこそ、いつも輝いていられる。
そういう先輩が評価されて、殿堂入りされるというのは、俺にとっては当たり前だけど、
みんなが理解してくれるということが、すごくうれしい」

https://hochi.news/articles/20180116-OHT1T50044.html