https://news.yahoo.co.jp/articles/558407ab543975665daaabebb6bf5585b1a96b53

 北海道幌加内(ほろかない)町の朱鞠内(しゅまりない)湖で14日、イトウ釣りをしていてヒグマに襲われ死亡したとみられる男性について、士別署は17日、見つかっていなかった遺体の大部分を収容した。署は死亡したのは北海道興部町の男性(54)とみて、DNA型鑑定などで身元を特定する。

 警察官や町職員、ハンターらによる捜索は17日午前に再開された。署によると、行方不明になった男性が釣りをしていた湖北東部の入り江付近で、覆うようにかぶせられた草木の下から胴体とみられる遺体の一部が見つかった。損傷が激しいという。ヒグマは食べ物を埋めるなどして隠す習性がある。近くでは15日に頭部が見つかっていた。

 15日に現場付近で射殺されたヒグマの胃袋には約9キロの内容物があり、肉片や骨片も混ざっていたという。