指揮官にとっては、してやったりの“竜倒”だ。中日と初顔合わせだった2月23日の練習試合(北谷)で、立浪監督から「いい外国人を獲得しましたね」と声をかけられた。「中日も狙ってたみたいや。俺は真っ先にノイジーを決めたからな」とニヤリ。本塁打が難しい広い甲子園での戦いを考え、つなぎ役の適性のあるノイジーを獲得した。長打は5本だが、12球団の外国人でトップの41安打と見込み通りの働き。かたや、中日のこの日の先発には助っ人0。外国人起用に悩む敵将に見せつけるように、背番号7が前夜の4安打に続いて暴れた。

 指揮官は「広角に打てるから。甲子園で(本塁打)20本も30本も打てへん。そんな外国人、日本に来えへん」と改めて“ドヤ顔“。今季最多の貯金9で2ケタに王手をかけた