監督の評価が下がった


本拠地初アーチの細川に立浪監督「手を出してはいけないところで打ち取られている。試合に出ながら覚えて」【中日】

◇17日 中日1-3阪神(バンテリンドームナゴヤ)

 中日・細川が意地の一振りでまたしても零敗を阻止した。6回2死で迎えた第3打席。阪神先発・西勇が内角を狙って投じた143キロが甘く入ってきたところを振り抜いた。痛烈な破壊音とともに放たれた弾丸ライナーは、そのまま左翼席最前列にズドン。本拠地初アーチとなる2号ソロに、「打ったボールはストレート系でした。しっかり捉えることができてよかったです」とコメントした。

 第2打席には中前打を放ち、今季12度目のマルチ安打をマーク。だが手放しでは喜べない。凡打に終わった2度の打席はともに好機だった。第1打席は初回2死一、三塁の先制機。初球の143キロシュートに詰まらされ、一ゴロに倒れた。4打席目は2点を追う8回2死一、二塁。1ボール2ストライクから2番手・ケラーの140キロ変化球にバットが空を切り、場内はため息に包まれた。

 立浪監督は「1打席目は狙っていないボールに手を出した。ホームランは打ちましたが、手を出してはいけないところで打ち取られているので、ボールの待ち方などは試合に出ながら覚えてほしい」と要求した。

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