渡辺GMが特に思い出したのは現役だった1989年。優勝を争った近鉄のコーチを中西さんが務めていた。同年の西武は10月12日のダブルヘッダーで近鉄のブライアントに「奇跡の4連発」を浴び、連敗を喫して優勝を逃した。3発目を浴びた渡辺GMは「あのとき、中西さんは近鉄のベンチで大喜びしていた」と振り返った。