吉井監督にとっては18日オリックス戦の“ブルペンデー”とは違った。この日の2軍の先発予定が育成選手だったため、急きょ昇格させる“保険”投手が準備出来ていなかったことを反省。「こっちの落ち度で週2回やることになったので、選手たちには申し訳ないことをした。感謝しかありません」。球場入り後にグラウンドで投手陣を集めて「ほんま、ごめんなさい。今日だけ勘弁してくれ」と頭を下げる場面もあった。

5回以降の起用法は試合中も悩み、選手にも3パターンくらい伝えていた。最後は新外国人ペルドモの初セーブで勝利も「もう2度とやりたくない。頭の中が疲れきりました」。広畑の2番手起用には「前回先発で何もつかない場面で投げたので、(今回は)勝ち投手になれるかなと思って」と、この親心は想定通りだった。

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