https://news.yahoo.co.jp/articles/8998ef52d503e7b64f9508d2e4aa1a964cef31ef?page=1
■ 示談できたとしても罪の重さは変わらず
どうも山川は勘違いしているようだ。
強制わいせつ罪は、2017年に刑法が改正され、親告罪ではなくなっている。
親告罪とは、被害者による告訴がなければ起訴することができないと定められた犯罪のことだ。だから、被害者と示談が成立するなどして、被害者が告訴を取り消せば、起訴されることはなかった。それが親告罪ではないとなると、捜査当局の判断で罪に問われることになる。カネを積んだり、謝ったりすれば済む話ではない。検察の統計によれば、2020年に強制わいせつで逮捕された被疑者のうち約92%が勾留されているというデータもある。
さらには、強制わいせつを含む性犯罪はここ数年急増していて、日本の治安を悪化させる要因ともなっている。
ゴールデンウィーク明けの先週は、東京・銀座の高級腕時計店に、人目も憚らず白い仮面で顔を隠した強盗が押し入ったり、中学校教師が殺人容疑で逮捕されたり、物騒な事件が相次いだ。これを受けて、私は日本の治安の悪化について事情をまとめている(「ルフィ」が逮捕されても相次ぐ強盗、教師の殺人、日本の治安は崩壊したのか)。
そこでも言及していることだが、警察庁では治安情勢の観察の指標として「重要犯罪」を定めてその数値を毎年まとめて公表している。この数によって、治安情勢の良し悪しの目安になる。「重要犯罪」の中には、殺人、強盗、放火、略取誘拐・人身売買といっしょに強制性交等、強制わいせつが含まれる。
昨年の「重要犯罪」の認知件数は9535件で、一昨年の8821件から8%増加している。その内訳では、殺人が874件から853件に減り、強盗が1138件から1148件に微増と、ほぼ横ばいだったが、強制性交等が1388件から1655件に、強制わいせつが4283件から4708件へと、性犯罪がその前年から2年続けて増加している。
しかも、警察庁が先月公表した今年1月から3月までの集計では、昨年同期と比べて強制性交等は323件から415件へ、強制わいせつは898件から1085件へと、さらに急増しているのだ。とりわけ強制性交等は2017年に刑法の親告罪が改正されてから最多となった昨年を上回るペースで増えている。
■ 「強制わいせつの被疑者には厳罰化」の流れ
そしてさらには、強制わいせつ致傷罪は、裁判員裁判の対象事件にもなる。
司法の民主化を目的に、刑事裁判に一般市民感覚を取り入れた裁判員裁判がはじまったのは2009年。その直後から厳罰化の傾向が顕著に現れたのが、実は強制わいせつなどの性犯罪の事件だった。
理由は単純だった。動機がひとつしかないからだ。
例えば殺人であれば、介護疲れの果てに長年連れ添った伴侶を殺してしまうような介護殺人ともなれば、一般市民からなる裁判員にも同情の余地がある。現実に執行猶予が付いた判決すらある。これが無差別殺人などとなればそうもいかず、厳罰に処せられるのだろうが、それぞれの事件にそれぞれの事情や動機がある。
ところが、強制わいせつともなれば、動機は自分の性欲を満たしたいという一点に尽きる。それで相手のことを振り返らない。尊厳を踏み躙り、心にも大きな傷を負わせる。それが激しい市民の怒りとなって、厳罰化に現れている結果だ。
【悲報】山川穂高さんの強制わいせつ致傷罪、警察庁指定の「重要犯罪」だったWWWWWWWWWWWWWWWWWW
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1それでも動く名無し
2023/05/23(火) 00:09:18.09ID:xXH5iWPtM■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています