被告人である山川穂高が「世間を騒がせてすいませんでした」「この罪は野球で償いたい」と陳述したところ、裁判官は「あなたは強制性交という罪を犯し、その罪を悔いて反省すべきなのである。
『世間を騒がせたから申し訳ない』という言葉からは本当に罪を自覚しているのか極めて疑問だと言わざるをえない」「被告が問われてるのは野球人としてではない。女性の心と身体に一生癒えない傷を負わせたことが問われているんだ。その自覚があるのか」という厳しい言葉を返した。
裁判長は「たとえ、山川被告人が40本、50本打っても、WBCで優勝しようとも関係ない。社会人として、してはならないことを忘れてしまうとグラウンドで活躍できなくなる」という言葉を添えて被告人を諭した。