連敗ストップまで目前という状況からまさかの展開に、石井監督は「8回のところですね。チームの流れで言うと、3点差で松井に渡すことが大事だった。そこで2点をとられたのが良くなかった」と指摘。小山投手コーチも「8回の(鈴木)翔天は何とか抑えて踏ん張ってほしかったけど、一番やってはいけないホームランを浴びてしまった。登板間隔が空いていた松井にはプレッシャーがかかってしまったし、早川にも申し訳ないことをした」と険しい表情だった。

 これでチームは今季2度目の5連敗となり、41試合目で借金が2桁に到達した。試合前に石井監督は「待ったなしの状況になるけど、まだ諦めることろじゃない。ここから戦う姿勢をどれだけ見せられるかが大事」と強調していたが、シーズン序盤で大きな正念場を迎えている。