鶴「僕も北海道が好きだけど、もろもろ吟味して福岡へ移籍した。帰る時もいろいろ熟考して帰ってきた。FAの相談なら何でも乗るよ!」

 加「そうなんですけど(笑)。まだ(権利を)取ってないので。シーズンが始まって2回ぐらい投げたら取れるのかな。鶴岡さんは、もともとFAするつもりで他球団に行きたかったんですか? 何球団から話が来たんですか?」

 鶴「4球団かな。他球団に行ってみたいというよりも自分の市場価値を知りたかった。僕は代理人を付けずに全部自分で交渉した。こうやって値段とか条件が上がるのか…って過程を経験できた。でも加藤は絶対に代理人を付けた方がいい。ちゃんと話せないでしょ」

 加「確かに(意見を)言えないです。じゃあ今年はちょっと…ってか出ていかない! ドラフトで取ってもらったのがファイターズ。今成さんに取ってもらった。始めに入った球団。1球団で終わるのがベストだと思っています」

 鶴「北海道への愛着、ファイターズでユニホームを脱ぎたい思いが強いんだね。だけどフタを開けてみないと分からないのがFA。どの球団も欲しい、良い条件を出したいと思ってもらえる投手にならないとね」

 加「そうですね。ただ本当に長くファイターズでやれれば良いと思っています。ここまで来たら年数も大事かなって。家族のこともあるので。一人の人生ではないので」

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