0001それでも動く名無し
2023/05/26(金) 07:59:04.76ID:VlfWfLhXdまずは一回、先頭の岡林が相手先発の年長組・しょうた君(5)のストレートを叩きつけ内野安打で出塁。
このとき一塁塁審は一度はアウトのジェスチャーをしたものの、立浪監督が一塁塁審のえり先生に激しく詰め寄り判定を覆した。
つづく村松、細川が三振、石川が外野フライに倒れ得点にこそ繋がらなかったものの、指揮官の闘志溢れる姿にチームの士気は大いに高まった。
試合が動いたのは円陣を組んで臨んだ7回、ここまで単発3安打に抑えられていた大正義中日打線が相手先発しょうた君(5)に襲いかかる。
先頭の石川が左中間を破る痛烈な当たりでこの試合初めて2塁を陥れると、立浪監督はこの機を逃さなかった。福永が送りバントを試みるが、あえなくキャッチャーフライ。すかさず代打アルモンテを告げると、ボテボテのゴロをファーストたいが君（4）が弾いてしまい、竜将の狙い通り1アウト1，3塁の絶好機を演出する。
指揮官のタクトは止まらない。代打攻勢とばかりに溝脇を送り込む。その溝脇が期待に応え、ゲッツー崩れの間に1点をもぎ取る事に成功。一塁上でガッツポーズをする溝脇に中日ベンチから歓声があがった。
投げては先発の小笠原が緩急をつけたピッチングで7回を無失点の好投。
対するみどり幼稚園のこどもたちは8回、中日リリーフの■が先頭打者のさらちゃん（3）に四球を与えてしまったのを皮切りにノーアウト満塁と攻めたてるも時既に遅し。突然のゲリラ豪雨に見舞われ、立浪監督の「こどもたちが風邪をひいてはいけない」との粋な計らいで雨天コールドが宣言された。
大正義中日ドラゴンズの強さ、そして今シーズンの勢いが形として表れたゲームとなった。
