エンゼルスは、2021年ドラフト1巡目(全体9位)指名で入団した有望株右腕サム・バックマン(23)を26日(日本時間27日)に昇格させることに決めたと、複数の米メディアが25日(同26日)伝えた。今季はここまで傘下2Aロケットシティに所属しており、3Aで1度もプレーせず「飛び級」昇格となる。2Aでは今季先発として6試合に登板し3勝2敗、防御率5・81だが、このうち4試合は3失点以下に抑えている。100マイル(約161キロ)の速球を持ち、球団有望株の5位にランクされている。

 ジ・アスレチックのサム・ブラム記者によると、バックマンはリリーフ投手として起用される見込み。抑えやセットアッパーにつなぐ中継ぎの役割が期待されているという。ネビン監督も2月にバックマンについて「シーズン中に必要になれば、昇格してリリーフとして起用される可能性がある。プレーオフ進出を目指す時期に、チームを助けてくれる大きな戦力となる投手を加えることはあるだろう」と話していたという。

 エンゼルスの投手陣は今季ここまでア・リーグ10位の防御率4・19。リリーフ陣は同6位の3・57となっている。

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