フジ社長 ジャニーズ性加害問題は「推移を見守りたい」「忖度ということを考えてやっているつもりはない」

フジテレビは26日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、ジャニーズ事務所の元所属タレントが創業者のジャニー喜多川前社長(2019年死去、享年87)の性加害を告発した問題について見解を示した。
 港浩一社長は「性加害が決して許されることがないのは当然のことです」とコメント。事務所の見解に対し「その推移を見守りたい」とし「放送にあたっては、必要であると判断したものをしっかり報じるという方針」と説明した。

 大多亮専務取締役は、キャスティングについて「現状、ジャニーズ事務所さんのタレントが出演している番組に関して大きな変更は考えておりません」とした。
忖度があったのかと問われると、港社長は「基本的に、番組の内容・演出にふさわしい人に出演していただくと。
そして、良い番組・コンテンツを作っていくということでやっていますので、忖度というようなことを考えてやっているというつもりはありません」と話した。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/05/26/kiji/20230526s00041000203000c.html