京都市交通局は26日、市バス内に一時、女子生徒を閉じ込める事案があったと発表した。座席で寝ていた生徒に運転士が気づかず、操車場内で扉を閉めたという。生徒にけがや体調不良はないとみられる。

同局によると、閉じ込めのあった市バスは終点のバス停に到着後、26日午後5時10分ごろ京都市北区の衣笠操車場に到着。運転士が車内点検をしたが、バス前方の座席で寝ていた生徒に気づかず下車したという。約10分後に別の運転士が車内で立っている生徒に気づき、扉を開けたところ無言で走り去っていった。生徒は制服姿で、中高生とみられるという。

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