0001それでも動く名無し
2023/05/29(月) 17:20:16.11ID:rJ3AEoNJMNIKU■絶好調の虎退治で全国区スターへ
右手中指にマメができた影響で5月5日以来、登板間隔が開いていた佐々木朗は28日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で先発。序盤に3点の援護をもらい、「うまく試合に入れた。自分のテンポで投げられた」と直球とフォークを主体に組み立てホークス打線を翻弄。2回には2球続けて自己最速に迫る164キロをマークした。初安打を許した4回に牧原大の適時三塁打、近藤の犠飛で1点差に迫られたが、6回無死一塁から牧原大を二ゴロ、近藤は160キロで空振り三振で斬り雪辱。6回3安打2失点で9三振を奪い、4勝目を挙げた。
中22日での先発で「しっかり調整してくれた」と右腕を称えた吉井理人監督(58)が、この日を復帰戦に選んだのには特別な意図がある。次カードから始まる交流戦で、6月2―4日に控える甲子園での阪神戦に、佐々木朗を先発させるプランを温めてきたのだ。
球団関係者は「東京五輪期間中のエキシビションマッチを含め、甲子園でこれまでに2度登板させたが、いずれもコロナ禍で観客動員に制限があった。今回は阪神も好調だし、超満員は間違いない。完全アウェーの環境でどれだけ実力を発揮できるか試させたい」と明かす。佐々木朗にとっては思い出の地。2年前の同球場での阪神戦で、5回4失点ながらプロ2年目で初勝利を挙げた。あの日とは段違いの熱狂が待ち受ける今回の対決を、本人も「ロースコアのゲームになると思う。雨で流れないよう願う」と心待ちにしている。
大船渡高(岩手)時代にあと一歩で甲子園出場を逃し、高校野球のスターになり損ねた佐々木朗は、昨季の完全試合や今春のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での快投をもってしても、関西の野球ファンへのアピール度は今ひとつ。阪神の快進撃で関西メディアのボルテージが最高潮の今こそ、「朗希が好投すれば新聞もローカルテレビ局のスポーツニュースもジャックできる」と前出関係者は当て込む。
甲子園の大観衆の前にした虎退治で投手としてもう一皮むけ、さらには関西のファンをうならせて全国区のスター選手に躍り出ようという算段だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6b8472b99bcb7aaeee182ba71d28908a21bb3de