カリスマ性が求められる為政者が、輝かしい自身の印象を演出しようとするのは古今東西変わらないイメージ戦略の一つです。

 ましてや天下の独裁者アドルフ・ヒトラーともなると、ショーパンごときで威厳を喪失しては一大事――と当時のヒトラーが考えたのかどうなのか、1920年代にスナップショットとして撮影させた一連の写真は、門外不出として公開を禁止されていたようです。

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キリリと引き締まった顔つきで、ファッションモデルのようにポーズを決めている総統閣下。しかしその下半身に目を向けると、ボーイスカウトのような短パンと白い長靴下が目にとまります。

 これらの写真は、ヒトラー専属のカメラマンに撮影させたプライベート写真だそうですが、総統の尊厳を失わせるとして公開が禁止されたのだとか。

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