大谷が特大140メートルの15号を放った後の4回2死の打席中、エンゼルスの試合を中継するカリフォルニア地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」で実況を務めるウェイン・ランダッゾ氏が「球界最高の選手が誰か、という議論があることが私には理解できません」と口を開き、持論を熱弁し始めた。

「アーロン・ジャッジのほうが優れた打者かもしれません。アーロン・ジャッジのほうが多く本塁打を打つかもしれません。より信頼してワールドシリーズ第7戦を任せられる投手が他に何人かいるかもしれません」と述べた後で「しかし、ショウヘイは最高の先発投手、最高の打者、両方の議論に入ってきます。これはとんでもないことです。この競技の歴史の中で、かつて一度もなかったことです。ベーブ・ルースでさえも! だから議論の余地はありません!」とまくし立てた。

 画面にはベンチに座った大谷が映り、ランダッゾ氏は「これ(画面に映る大谷)が球界最高の選手です。これはアーロン・ジャッジや他の選手を軽視して言っているわけではありません。トラウトでもです」と断言。現代、そして過去の偉大な選手と比較しても大谷こそ史上最高であると、視聴者に伝えた。

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