0001それでも動く名無し
2023/06/04(日) 13:39:47.89ID:ohI9s4ZK0■冬の夜、横浜駅前の冷たい石畳の上で目を覚ます
番組に登場するのは、「自分に関する、すべての記憶がない」という男性。
冬の夜、横浜駅前の冷たい石畳の上で目を覚ましたが、持ち物は、ポケットの底から出てきた31円と、小さなカバン、汚れたタオルのみ。なぜここにいるのか、自分の年齢や名前に至るまで、すべての記憶がなくなっていた。
鏡に映った自分の姿を見ても、そこには、見覚えのない男がいるという混乱のまま、当てもなく横浜を歩き回った12日目、食事もろくに取れずに衰弱していたところを、見回りのボランティアに発見された。
横浜市西区役所に保護されたが、名前が分からないままでは生活支援も受けられないため、「西六男」という仮の名前が付けられた。 医師による診断は、心に受けた大きなショックから自らを守るため、それにまつわる記憶を全て忘れてしまうという「解離性健忘症」。
過去の自分をすべて消したくなるほどのショックとは何だったのか。
家族はいるのか、探してくれている人はいるのか、そして自分は何者なのか…。
“本当の自分”を取り戻すための“自分探しの旅”に密着する。