侍ジャパンの栗山英樹前監督が4日、都内で映画「憧れを超えた侍たち」の舞台あいさつに登壇した。

 3月のWBCで世界一に輝いたチームの舞台裏に迫ったもので「僕も見てやばかったんで…。色々な思いがこみ上げてきて。ぜひ泣いて帰ってください」と、劇場を訪れたファンに呼びかけた。

 準決勝で佐々木朗(ロッテ)が4回3失点で降板しベンチ裏で涙を流すシーンもある。泣いていたことは知らなかったという栗山前監督は「俺が思っている以上に選手が責任を背負ってる。日本を背負う大エースになる人。悔しさ、苦しみを背負ったらもっと大きくなれる。飛躍するきっかけになると信じている」と今後に期待した。

 普段は見られない大谷(エンゼルス)のベンチ裏での様子も公開されており、指揮官は「彼が活躍する理由が色んなところで感じられると思う」と説明した。

報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/12411ab2dfbfb14f6f29cdb68f8176a187586c64