0001それでも動く名無し
2023/06/07(水) 17:47:33.20ID:CEl1aCPY0ウクライナ侵攻を続けるロシアで、違法なアルコール飲料を飲んで少なくとも30人が死亡する事件が発生した。連邦捜査委員会が捜査を開始し、業者を拘束した。ロシアではこれまでも違法や代用のアルコールによる死亡事件が起きており、アルコール飲料の製造・販売を国有化する案も浮上している。
ロシア西部ウリヤノフスク州の連邦捜査委員会によると、事件があったのは6月3日から4日かけて。アルコール飲料「ミスター・シードル」を飲んだ人が中毒症状を起こし、病院に運ばれたという。
ノーボスチ通信などによると、ウリヤノフスク州で18人が死亡したほか、近くのサマラ州で9人、ニジェゴロド州で2人、ウドムルティア州で1人が亡くなった。ほかにペンザ州も含めて50人以上が病院で治療を受けているという。
当局によると、飲料からは携帯用の燃料や接着剤などの原料であるメタノールなどが検出された。メタノールを摂取すると、意識障害や呼吸困難を引き起こし、30ミリリットルで死亡する可能性もあるという。
当局はサマラ州の業者を捜査し、2万5千リットル以上の液体を押収。販売を禁止し、ウリヤノフスク州の小売店などで約6500リットルを差し押さえた。コスト削減のため、違法に代用アルコールを混入させた可能性がある。経営者を逮捕して捜査を進めているが、まだ詳細は不明だ。
これまでもロシアでは代用アルコールや違法アルコール、偽ローションなどによる中毒事件が度々起こっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f4efa3a0034f1d38b259e6b21ae5920d80cdfab