茨城県笠間市にあるハンバーガーチェーン「マクドナルド」友部店で、店長を務めていたX氏が従業員38人の勤務時間を不正に減らす一方、同店に勤務する自身の妻の勤務時間を実態より増やすなど勤怠を改ざんしていたことが「 週刊文春 」の取材でわかった。

「週刊文春」はマクドナルド友部店の従業員の勤務時間の「変更履歴」を入手。それを確認すると、X氏が定期的に従業員の勤務時間を数分から1時間程度“短く”書き換えていることがわかる。一方、X氏の妻は逆に、出勤時間を早く、退勤時間を遅くするよう変更されていた。

 日本マクドナルドの関係者が明かす。

「Xは社内調査で不正を認めました。最終的に確認されたのは、従業員38人分の勤務時間を給料換算で21万5340円分少なく修正し、逆に妻の勤務時間を1万9747円分多く修正していたこと。ア社はXを減給処分とし、他店舗へ異動させることで幕引きを図りました」