【マッサージから始まった地獄】肩こりを改善したかっただけなのに…人生を狂わされた女
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私はただ、普通にマッサージに通っていただけだったのに。
このひどい肩こりをなんとかしたかっただけなのに。
なぜこうなってしまったの?
三上千絵さん（仮名・35歳）は、いまも途方に暮れている……。
※この記事は取材を元に構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。
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「肩こり」。仕事や家事と多忙な日々を送る現代人にとって身近な痛みの一つである。ひと言で肩こりといっても、その原因は数十種類もあり、人によってさまざま。中でも特に多いのが「同じ姿勢」「眼精疲労」「運動不足」や「ストレス」。
危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏が言う。
「肩こりは国民病とも言われるぐらい、多くの人を悩ませ続けています。肩甲骨剥がしという施術が流行中なのも、その証左のひとつですが、個人施術のマッサージ店では、資格のない施術で多くのトラブルが寄せられているのも事実です」
千絵さんも、例にもれず「肩こり」に悩まされる一人だ。
結婚して10年目になる夫と二人暮らし。こだわりが強く、自分のペースを乱されたくない夫との日々の生活に疲労感を感じながらも暮らし続けてきたこの10年。4年前には、心身のつながりを求めることも諦めた。
それでも、経済的に安定している夫との生活を、容易に手放すことなどできなかった千絵さん。会話のない食卓、食事が終われば、千絵さんを残し、すぐさまテレビやパソコンに向かう夫。そんな一人の時間を埋めてくれたのがスマホだった 「今時の若い子のようにスマホで映画や動画を観たり、インスタグラムで他人のきらきらした生活をのぞき見して羨んでみたり……。スマホ漬けの生活がたたり、眼精疲労からくる頭痛や肩こりがひどい状態に。そこで、痛みを和らげるために整体院に通い始めたんです。
担当してくれたのは若い男性鍼灸師でした。その彼の施術に不思議な感覚を味わったんです。はじめは、その整体院の施術が私の身体に合っていたのだろうと思い、何回か通ってさまざまな担当者の施術を受けました。
でも、その“不思議な感覚”を得られるのは、その彼だけ。なぜかその彼にだけは、触れられると、体がほぐれ、自然と涙まで出てきたのです」
その彼をきっかけに、日常がこんなふうに変わってしまうなんて……。 ガチガチに固まっていたものが、ゆるゆるとほぐれていく……。心の中で抑え込んでいたものが、漏れ出てくる感覚。常にその“彼”が担当してくれるとは限らない中、千絵さんは“彼”に触れてもらうため、泣くために通い続けたそう。
「施術を受けるたびに、気持ちよさのあまりに涙する私。そんな私に彼は子どもにするように、頭をなでて笑ってくれました。突っ込んだことを聞くこともなく、軽い世間話を交わすうちに徐々に距離が縮まっていったんです」
たまに、からかうように体をくすぐってみたり、頬を優しく撫でてみたり。また、突然自身のプライベートのことを話してみたり。“彼”も千絵さんの心をくすぐるような行動を見せ始める。
その後、二人はLINEを交換し合い、家族が寝静まった夜に、二人でチャットを楽しむように。
「時間も忘れて会話しました。時には明け方まで……。他愛もない話がほとんどではありましたが、彼がだんだん性的な言葉を会話に織り交ぜるようになってきたんです。こんな風なセックスをしてみたいとか、どんな体位が好み？とか。でも、その発言に嫌悪感は一切感じず、逆に胸が高鳴る自分がいたんです」 ワイインチキ整体師
肩こりの女の鼠径部を執拗にマッサージする模様 そんな秘密の時間を重ねていくうちに、“彼”の行動が少しずつエスカレートしてきた。マッサージの時に、胸をさりげなく触ってくるようになったのだ。
「触られるたびに、その度に、体の奥が強くうずくのを感じました。最初は勘違いなのかと思っていたけれど、二度、三度と続いて……。思い切って、他のお客さんがいないときに尋ねたんです。『私はあなたに触れてもらうとすごくうれしい。でも、あなたはどういうつもりなの？』って」
すると“彼”は、悪びれた様子も、恥じらった様子もなく、一言。
「面白いかなと思ったんだけど」 「この答えに戸惑いました。こんなことをしてくるくらいだから、私にある程度好意を持っていると半ば確信していたんです。でも人妻だから小出しに気持ちを表現しているんだろう……そんな風に思っていたので、彼の返事にショックを隠すことができませんでした」
意外な回答を聞いた後、“彼”への思いに少しだけ変化が生じた千絵さん。しかし、夫に対する思いは変わらず、すでに驚くほど冷めてしまっていた。
「夫は、まじめに仕事をして、経済的に安定はさせてくれるけれど、精神面、肉体面では満足を得ることができない。夫といて、肉体的満足が得られないまま、私は女性としてこのまま枯れ果ててしまうのか……。 “彼”に思い切って心の内を打ち明け、この状態から抜け出したい！ そして心も身体もつながりたい。そんな思いもありましたが、先日の“彼”からの一言が忘れられず、踏み出すことはできませんでした」
そんな焦燥感を抱いていたある晩、千絵さんは欲求を我慢できず、ある日夫に迫ったのです。セックスを。 しかし……夫は全く反応することはなかった。
夫が好きで迫ったわけじゃないのに、結果的に拒まれた形となり、千絵さんの中に怒りがふつふつと沸き上がってきた。
たまらず言い放った。
「私、よそで探してきていい？」
その一言に戸惑う夫が発した言葉は、
「それは困るけど…あてはあるの？」。
あやふやな回答、強く引き留めるような素振りもない夫。その日以降、千絵さんの気持ちはますます、鍼灸師の“彼”に強く傾いていった。 その後も施術中に続く、意味深な“彼”の行動。千絵さんは気持ちを抑えきれず、とうとう問いただしたという。
「私とどうなりたいの？」
しかし、再びかえって来た言葉は、千絵さんが思い描いていた答えからは遠いものだった。
「僕は自分の子どもが欲しいから、年下の女性と結婚したいんだ。不倫願望はないし、貴女を旦那さんから奪うつもりもない。僕は真面目に施術をしていただけだよ」
千絵さんはその言葉に呆然とした。
「しばらく何も手がつかない状態が続きました。その時は、おとなしく受け入れたようなふりをしましたが、彼との会話を思い出し、頭が混乱しました。一体どういうこと？ 私が勘違いしていたってこと？ あんなことしていたし、夜中にあんな卑猥な会話までしたのに！ まるで私、バカみたいですよね！」
悶々とし続ける日々の中、以前にもまして体中が痛み、その辛さをどうにかしようと整体院にいつものように通い、原因となっている“彼”のことは避けるというおかしな状況に……。千絵さんは次第に耳鳴りやめまいにも悩まされるようになった。 「心も体もぼろぼろな状態に耐えきれなくなり、再び、LINEで音声ファイルを送りました。泣きながら『今回の体の不調はあなたのせいです』と一言。すると彼は「自分がそんなに影響力を持っているとは思っていなかった」と返信してきたんです。
そして、『君が施術に通い続ける間、仲良しは続けるけれど、男女としての恋愛関係にはならない。どうしてこんなことになったのかよくわからない』と、私を突き放すような言葉を最後に会話が終わりました」
朝が来た。今日もいつもの日常が訪れる。刺激も喜びも、悲しみすらないいつもの一日。
子供がいれば違ったの？ 年齢的には可能かもしれない……でも、私たち夫婦にはもう無理な話。何か仕事をはじめようかとも思うが、そんな気にもならない。
実は、今も千絵さんが頭の中で反復する“彼”からのある一言がある。
「女性としてのあなたには興味はないよ 女として認められなかったあの出来事以来、なんだか自分の存在意義を見出す気力がなくなってしまった。
「私がいる意味って？」
誰も答えてはくれない。その答えを見つけることが出来るのは自分自身だけかもしれない 全部本当ならレスで離婚出来るしマッサージもセクハラで訴えられるやろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
