メキシコのスペイン語版野球専門メディア「アルバット」は「レッドソックスのルーキーが歴史的な80年の大台突破」と題した記事を掲載。吉田がメジャーデビューから最初の50試合を終えた時点で87回の出塁を記録し、レッドソックスルーキーの新記録を樹立したことを称賛している。

 同メディアによれば、これまでは1942年、当時レッドソックスで新人だったジョニー・ぺスキーが最初の50試合で86回の出塁をマークしたのがチーム史上最高記録であり、さらに「それを破っただけでなく、この日本人選手は1939年シーズンに当時レッドソックスルーキーとして同数の試合終了時点で82回の出塁だった、殿堂入り選手のテッド・ウイリアムズよりも多くの出塁回数を誇っている」という。

 記事では「シーズンはまだ長期間残されているとはいえ、ここまでの時点でもマサタカ・ヨシダはレッドソックスが彼に与えた5年9000万ドル(約125億8000万円)の価値があったことを十分に証明できている。このペースを維持できれば、今後何年にもわたって彼が重要な選手になれるだろう」と締めくくっている。