アスレチックスの藤浪晋太郎投手(29)が「番外戦」に勝利した。7日(日本時間8日)の敵地パイレーツ戦開始前、国歌斉唱が終わった後もベンチ前に並んだ両軍メンバーのどちらが長くその場に立っていられるかを競い合う「スタンドオフ」が行われ、アスレチックス側に軍配が上がった。

 アスレチックス側からは、ブルペン陣のプルイット、ロングとともに藤浪が脱帽した帽子を胸に当てながら立ち続け、パイレーツ側のホセ・ヘルナンデスら3選手にパイレーツ球団マスコット「パイレート・パロット」も加えた相手メンバーとグラウンドを挟んで向き合いながら〝対決〟。しびれを切らしたパイレート・パロットがベンチに下がり、パイレーツの3選手もあきらめると、その様子を確認したアスレチックスベンチは一斉に大盛り上がりだった。藤浪もマウンド上では見せたことのないようなオーバーアクションのガッツポーズを決め、ベンチ内で他の選手たちとハイタッチを交わした。

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