■エンゼルス 3ー1 カブス(日本時間9日・アナハイム)

同じ1994年生まれ、仲の良さが伺える試合後の会見だった。カブスの鈴木誠也外野手は8日(日本時間9日)、敵地エンゼルス戦で4打数2安打で6月初マルチを記録した。3連戦では試合前に同学年の大谷翔平投手と笑顔で話すシーンも。「野球を教えてって言っても全然教えてくれない。ケチ谷って呼んでいます」と報道陣を笑わせた。
鈴木にとって今回が初のエンゼルス戦。試合前には憧れのマイク・トラウト外野手と初対面する場面もあった。大谷とも3連戦では試合直前に談笑するのが恒例に。6日(同7日)には大谷が鈴木を釣竿で釣り上げるポーズを見せるとこの日は立場が逆転。鈴木の釣竿に大谷が引っかかって、口をパクパクさせた。

 試合後、鈴木は釣竿について「あいつがやってきたんですよ。翔平がやってきたんで、きょうは釣ってやろうとやり返しました」と狙っていたことを明かす。普段は“いたずら”大好きな二刀流に「おちょくられています。完全に」と笑った。