人事院は8日、2023年度春の国家公務員試験で、幹部候補のキャリア官僚になる総合職試験に2027人が合格したと発表した。減少傾向にある東大出身者は193人と初めて200人を下回り、出身学校数は過去最多の170校と多様化が進んだ。女性割合は最高の33・7%。省庁ごとの面接を経て、890人を採用する予定だ。

 人事院の担当者は「性別や大学にこだわらず、多様な人材を募集した結果だ」と分析している。


https://jp.reuters.com/article/idJP2023060801001030