ポートマンは1994年のリュック・ベッソン監督作品『レオン』で一躍有名になった。プロの殺し屋であるレオンがポートマン演じる12歳のマチルダを引き受ける物語だ。
当時まだ11歳だったにもかかわらず、この役には明らかに性的なニュアンスがあった。

『レオン』に出演したことでポートマンはスターになったが、それと同時に成人男性の性的願望の対象にもなった —— 彼らは恥ずかしげもなく10代の少女に手を伸ばし、性的願望を抱くようになった。

一連の経験について、ポートマンは2018年のウィメンズ・マーチで振り返っている。

「映画が公開され、わたしの作品、わたしの芸術が人々の反応を得られると思うと、13歳のわたしはとても興奮しました。
初めてのファンレターをわくわくしながら開いてみたら、そこには男性のレイプ願望が綴られていました。
地元のラジオ番組では、わたしの18歳の誕生日までのカウントダウンが始まりました。要するにわたしが誰かと寝るのが合法になる日のことです。
映画批評家たちはレビューの中でわたしの膨らみ始めた胸を話題にしました」

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