◆米大リーグ ブルワーズ6―8アスレチックス(11日・ミルウォーキー=アメリカンファミリー・フィールド)


 アスレチックスの藤浪晋太郎投手(29)が11日(日本時間12日)、敵地のブルワーズ戦、2点リードの8回に2試合連続登板。

 先頭のイエリチを二ゴロに抑えるも、続くウリアスを簡単に2ストライクと追い込みながら4連続ボールで四球。代打シングルトンも3―1から四球を出して降板。14球投げ9球がボールという大乱調だった。

 ただし、5番手ラブレディが後続を抑えて無失点となって今季2ホールド目となり、防御率も11・12と下がった。


 藤浪は10日のブルワーズ戦、4番手で同点の9回から登板し1回を無安打無失点で3勝目。100マイル(約161キロ)連発で15球投げストライク9と安定していたが、この日は100マイル超えが1球もなかった。

 試合はアスレチックスが4回にブラウンの4号3ランで逆転すると、その後も加点。9回ブルワーズの反撃も3点に抑えて8―6で逃げ切り。今季初の同一カード3連勝のスイープで、一昨年9月以来の5連勝を飾った。