自転車ヘルメット着用率、1割届かず 「髪形崩れる」傾向続く
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fb043854e36cebd8429c0153029f4a727754ec9

 京都府警はこのほど、4月から着用が努力義務化された自転車利用者のヘルメット着用率について、5月が8・4%だったと発表した。府警交通企画課は「安全のため、ヘルメットを着用してほしい」としている。

 府警によると、自転車の通行量が多い交差点やスーパーマーケット前などで全25署が目視で調査を行った。5月は3431人中、着用していた人は288人(8・4%)だった。府警が2月に初めて調査した際の着用率3・9%と比べて上昇したが、まだ1割未満となっている。

 府警が2月に行った自転車利用者へのアンケートで、着用しない理由は「努力義務だから」「髪形が崩れる」「みんなかぶっていない」などが多く、この傾向が続いているとみている。

 府内で自転車が関係する死亡事故は1~5月に3件起き、死亡した3人はいずれもヘルメットを着用していなかった。