首相、最低賃金千円に意欲 「審議会でしっかり議論を」

岸田文雄首相は13日の記者会見で、今年の最低賃金の見直しに関し、全国平均を現在の時給961円から千円に引き上げることに改めて意欲を示した。「千円の達成を含め、審議会でしっかりと議論していただきたい」と発言。少子化対策を巡り、若者や子育て世代の所得向上策の一環で述べた。今夏以降は千円達成後の方針も検討する。

最低賃金は労使と有識者ら3者で構成する国の中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)が毎年夏に目安額を示し、各都道府県の審議会が改定額を決める。

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