https://news.denfaminicogamer.jp/interview/230615a

 人間の本性が丁寧に描かれる一方で “省かれがちな行動” もある。そのひとつが「排泄」だ。
多くの作品において、人間の心理は描いても人間の排泄は描かれない。

 その理由としては、わざわざ排泄を描かなくても物語に支障が出ないからではないだろうか。
それはそうである。しかしながら現実世界において排泄はどんな環境下でも欠かすことの
できない行動だ。

 そんな排泄の概念もしっかりと取り入れ、究極のリアルを実現したゲームが、Lightspeed Studiosが
開発を手がける『Undawn(アンドーン)』である。このゲームは作り込みが尋常ではない。


 舞台となっているのはゾンビが蔓延する終末世界。探索・バトル・建築・料理といった多彩なゲーム
要素に加え、入浴・排泄・体調などの概念が存在する。劣悪な衛生環境により悪臭が発生するとゾンビに
気づかれてしまうこともあれば、トレーニングを怠って肥満になると移動速度が遅くなってしまう。