長崎県北地区の警察署に勤務する女性巡査部長が、県議選(4月)の立候補予定者の支持者から投票依頼を受けて食パン2斤を受け取ったとして、
公職選挙法違反(買収)容疑で長崎地検に書類送検され、所属長訓戒の処分を受けていたことが県警への情報公開請求などで判明した。
書類送検、所属長訓戒処分とも5月26日付。

 県警監察課によると、書類送検容疑は、県議選告示前の2月下旬、自宅を訪れた支持者2人から県議選の投票依頼を受けて食パン2斤(1000円相当)を受け取ったとしている。

 3月上旬に巡査部長が上司に申告して発覚。同課は巡査部長が投票を依頼された候補者名などを明らかにしていない。
巡査部長は「私の勉強不足のために迷惑をかけて申し訳ない」などと話しているという。

 県警の奥野春夫次席監察官は取材に「法を守るべき警察官として不適切。職員の指導、教育を徹底していく」と答えた。

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