◇交流戦 阪神4-6ソフトバンク(2023年6月17日 甲子園)

 阪神が17日のソフトバンク戦に4-6と痛い逆転負けを喫して、連勝はならなかった。交流戦4カードぶりの勝ち越しがお預けとなり、交流戦負け越しも決定した。

 痛恨だったのは9回だ。守護神・湯浅が不調による2軍降格で、代役としてクローザーを務めた岩崎は、1死から嶺井に右翼線二塁打を許し、代走・周東。さらに甲斐に四球を与えて、一、二塁のピンチを背負った。野村勇は見逃し三振に打ち取ったが、中村晃に左中間を破る適時二塁打を許して、2者のホームインを許した。

 その後、阪神はリプレー検証によるリクエストをしたが、代走出場の一塁走者・谷川原の生還は変わらず。2死から痛恨の逆転打となった。中村晃にはカウント2-2と、あと1球まで追い込んでいたが、白星はスルリとこぼれ落ちてしまった。

 甲子園球場では、恒例の「あと1人」「あと1球」コールが起こったが、まさかの逆転負け。さすがに、この展開には虎党もガックリきたようで、SNSでは「あと1球」が話題になり「現地より、負けたーーー あと1球コールまでしてから負けるのつらすぎる」「あと一球コールもうやめない?今年何回あと一人あと一球コールから打たれてるのか分かってる?」「あと1人もあと1球も球団主導で禁止にしろ」「あと1球コールとか、やめたらいいのに。。今日はむしろ岩崎にプレッシャーかかっとったやろ」「しかもあと一球からだったのね、あの謎コール呪いでしょもう」など、コールに不満の声も挙がった。

 この「あと1人」「あと1球」コールは、相手チームへの礼節を欠くとの意味で、以前からファンの間でも問題視する声が出ていた。侍ジャパンで同様のコールが起こった際も、物議をかもしたことがあった。

 ツイッターでは鷹党から「あと一球コール?が嫌でマジでなんとかしてくれって願ってたら、やっぱ中村晃最高すぎるわ」との声も挙がていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/672d938ddd7a6e8bac89ccf386e8891661f4a223