0001それでも動く名無し
2023/06/19(月) 11:40:43.03ID:EOCbBp2j0いつも「どうして日ハムファンでも巨人ファンでもなくて、ドラゴンズファンなの?」と聞かれます。
たしかに父がお世話になった日本ハムと巨人にも愛着があります。
記憶がない頃から、何度も鎌ケ谷や東京ドームに連れていってもらいましたし、
レジェンドと呼ばれる選手の方ともお会いしたことがあります。どちらも私たち家族にとって大切なチームです。
でも、ずっと応援しているのはドラゴンズなんです。
森繁和さんとお会いしたとき、「君、どこのファンなの?」と聞かれて「ドラゴンズです」と答えたら、
「渋いねぇ」とさらっと言われて去っていかれました(笑)。
なぜ私がドラゴンズを応援するようになったかというと――。父が巨人に在籍していた頃まで、
家では毎日、部屋を真っ暗にして大きなスクリーンで試合を見ていました。父が打席に立つたびに母が大声で声援を送り、
私たち姉妹も祈るような気持ちで見つめていました。2013年6月の代打サヨナラホームランは、
故障でずっと2軍にいたときに苦しんでいたのをずっとそばで見ていたので、
家が揺れるぐらい家族全員が叫んだのをよく覚えています。
ところが! 父が中日ドラゴンズにFA移籍を決めたとき、3チーム目の移籍ということもあってか、
母と妹がどこのチームを応援すればいいのかわからなくなってしまったようで、熱が冷めてしまったのです。
私は「どうして応援しないの! お父さんが可哀想すぎる!」と憤慨し、このときからドラゴンズを応援しようと心に決めました。
高校1年生のときのことです。母と妹はと冷たい反応でしたけど……(笑)。
一からドラゴンズのことを学ぶつもりで、選手も応援歌も全部覚えてからドラゴンズの試合を見るようになりました。
私の青春はドラゴンズとともにあったと言っても過言ではありません。