日本マクドナルドは19日、関東、関西、愛知県にある一部店舗184店で7月19日からビッグマックなどを数十円値上げすると発表した。立地に応じて変えている店頭価格を現在の3分類から4分類に見直し、人件費など店舗運営コストの上昇を反映する。原材料高を踏まえた昨年来の3度の値上げに続く対応となる。

マクドナルドはこれまで、通常店と別に、空港内など「特殊立地店」(13店)や、東京や大阪などの一部「都心店」(30店)で値段を高くしていた。新たに「準都心店」を指定して値上げする。都心店は通常店比10~90円、準都心店で10~30円、それぞれ高くなる。ビッグマックの場合、税込み価格は通常店で450円だが、準都心店で470円、都心店で500円となる。